歌舞伎D-13

senshūraku

千穐楽

せんしゅうらくthe final day of a run

INSTANT ANSWER一撃回答

興行の最終日。雅楽の曲名に由来するとされ、劇場では火事を避ける縁起から「秋」の字に代えて「穐」を用いる習わしがある。

千穐楽は、演劇や相撲などの興行の最終日を指す。法会や祝宴の最後に演奏された雅楽の曲「千秋楽」に由来するとされ、古くから「めでたく終わる」ことと結びついた言葉である。

芝居小屋が繰り返し火事に見舞われてきた歴史から、劇場では「秋」の字に含まれる「火」を嫌い、縁起のよい「亀(龜)」を含む「穐」の字を当てて「千穐楽」と書く習わしが生まれたとされる。興行の中では初日・中日・千穐楽が特別な節目とされている。

劇場では千穐楽を縮めて「楽日(らくび)」「楽」と呼び、前日を「前楽(まえらく)」、巡業の最後の千穐楽を「大千穐楽(大楽)」と呼び分けるとされる。歌舞伎や相撲の言葉だったこの語は、今日では演劇・ミュージカル・コンサートまで、あらゆる興行の最終日を指す言葉として広く使われている。

千穐楽は特定の家に属さない、歌舞伎全体の言葉である。襲名披露興行のような市川團十郎家の大きな節目もまた、この一日をもって幕を閉じ、次の舞台へと受け継がれていく。

VIDEO / VOICE

動画・音声

VIDEO — IN PREPARATION團十郎による解説動画・音声
公開準備中

團十郎による解説動画を準備中です。

公開と同時に全文文字起こしを掲載します。

SOURCES

出典・監修

執筆
D-13編集部
監修
監修確認中
公開日
2026年8月15日(土)
最終更新日
2026年8月16日(日)